40代リストラで住宅ローンが払えない!でも引越しはしたくない方

リストラで住宅ローンが払えなくなってしまった。そんな方に、マイホームから出て行かないでもすむ方法をご紹介します。

40代住宅ローンが払えない! マイホームに住み続ける方法とは?

私の友人にリストラで会社を辞めたことにより、住宅ローンが払えなくなった人がいました。
そのまま放っておくと競売になり、近所にも知られたうえで強制退去しなくてはならない状況だったんです。

彼には中学生と小学生の子供がいました。
子供にだけは惨めな思いをさせたくないと思い、なんとか競売を回避する方法がないかといろいろ調べたそうです。

それでまず見つけたのが「任意売却」という方法。
「任意売却」であれば周囲には通常の住み替えに見えるので、家族に惨めな思いをさせなくてすむとのことでした。

また、「任意売却」なら市場価格に近い値段で家を売却できるので、ローンの残額も最小限になって、その後の返済の見通しもつけられると喜んだそうです。
しかし、彼はこの「任意売却」について調べていくうちに、第三の方法を見つけました。
それが「ハウス・リースバック」という方法なんです。

そもそも「任意売却」であっても、マイホームから出て行かなければならないという点では競売と一緒です。
まあ、ローンが払えないわけですから当然といえば当然のことなんです。
ところがこの「ハウス・リースバック」という方法を使うと、そのまま今の家に住み続けることができるのです。

「ハウス・リースバック」の仕組みを簡単に説明すると下記の通りになります。

 ①「ハウス・リースバック」を実施している業者に家を売却する
 ②上記業者と売却した家の賃貸契約を結ぶ
 ③家を売却した収入でローンの残債を返却
 ④家賃を払いながら同じ家に住み続ける

あと、この「ハウス・リースバック」では将来的に売却した家を再購入することも可能とのことです。

私の友人はこの方法を使って、最愛の子供達につらい思いをさせるという最悪の状況を回避しました。
そしてその後、彼はなんとか再就職先を見つけることができたんです。

以前の会社と比べると条件は悪くなりましたが、それでも家族4人がなんとか普通に生活できていると言ってました。
つまり彼は人生の一大ピンチを、「ハウス・リースバック」のおかげで乗り越えることができたみたいなんです。

ちなみに彼が「ハウス・リースバック」を依頼した業者は、「ハウスドゥ」という東京証券取引所マザーズの上場会社です。
現在、元プロ野球選手の古田さんがイメージキャラクターをやっています。

「ハウスドゥ」に興味のある方は、下記公式サイトをチェックしてみてください。
↓  ↓  ↓
http://www.housedo.co.jp/pages/hlb_af/

住宅ローンが払えない! 任意売却とは?

住宅ローンが払えなくなってそのままにしておくと、やがて競売という形で家を強制的に売却されることになります。
その競売の前にできる対策として、任意売却という方法があるんです。

競売だとほとんどのケースで、市場価格よりもかなり安い金額で売却することになります。
しかし任意売却の場合では、市場価格に近い値段での売却が期待できるのです。

家の売却価格がローンの残額に満たないと、その差額は引き続き支払わなければなりません。
つまり、競売になる前に任意売却できれば、その後の生活も楽になる可能性が高くなります。

また、引越しの時期についても、競売は裁判所によって強制的に決められてしまいます。
でも、任意売却では債権者との話し合いになりますので、ある程度の融通が期待できるのです。

そのうえ競売ではいろいろな形での調査があるので、近所にその状況を知られてしまう心配があります。
ところが任意売却なら、普通に家を売って引っ越すのと同じように傍目には見えるので精神的に楽なんです。

競売に対する任意売却のメリットをまとめますと、下記のとおりになります。

 ・市場価格に近い値段で売却できる
 ・引越し時期に融通が利く可能性がある
 ・近所には普通の住み替えのような感じに見える

任意売却に関しては、専門のコンサル業者があります。
プロに相談することで任意売却の細かい条件を知ることができ、そのうえ債権者との交渉も代行してもらえるのでオススメです。

 

住宅ローンが払えない! 競売になると?

住宅ローンが払えなくなってそのまま放っておくと、家は競売になります。
競売とは金融機関などの債権者が家を差し押さえて、裁判所を経由してその家が売りに出されることです。

たまに勘違いされるのが、家を競売に出されることでローンがなくなるのではないかということ。
そんなことはなく、家の売却価格がローンの残額に満たない場合は、その分の返済義務は残ります。

特に競売の場合は裁判所が家を売る価格を決めます。
その際の価格は市場価格の7割程度になってしまいます。
仮にローンの残額が1000万円あったとしたら、家を手放してもまだ300万円の借金が残るということです。

その他に競売において心しておかなければならないことは、そのことが近所に知れ渡ってしまうという点です。
こっそりと家を売って引越す、というわけにはいかなくなります。

一人暮らしであればまだしも、家族がいる場合はこのことで精神的な負担をかけてしまうケースもあります。
競売について考えるときは、その点も頭に入れておきたいところです。

たとえ住宅ローンの返済が難しくなっても、競売以外の方法もあります。
できるだけ早めに、専門家に相談することをオススメします。