住宅ローンが払えない! 任意売却とは?
住宅ローンが払えなくなってそのままにしておくと、やがて競売という形で家を強制的に売却されることになります。
その競売の前にできる対策として、任意売却という方法があるんです。
競売だとほとんどのケースで、市場価格よりもかなり安い金額で売却することになります。
しかし任意売却の場合では、市場価格に近い値段での売却が期待できるのです。
家の売却価格がローンの残額に満たないと、その差額は引き続き支払わなければなりません。
つまり、競売になる前に任意売却できれば、その後の生活も楽になる可能性が高くなります。
また、引越しの時期についても、競売は裁判所によって強制的に決められてしまいます。
でも、任意売却では債権者との話し合いになりますので、ある程度の融通が期待できるのです。
そのうえ競売ではいろいろな形での調査があるので、近所にその状況を知られてしまう心配があります。
ところが任意売却なら、普通に家を売って引っ越すのと同じように傍目には見えるので精神的に楽なんです。
競売に対する任意売却のメリットをまとめますと、下記のとおりになります。
・市場価格に近い値段で売却できる
・引越し時期に融通が利く可能性がある
・近所には普通の住み替えのような感じに見える
任意売却に関しては、専門のコンサル業者があります。
プロに相談することで任意売却の細かい条件を知ることができ、そのうえ債権者との交渉も代行してもらえるのでオススメです。